ハロウィンは10月31日に行われるヨーロッパ発祥のお祭りで秋の収穫を祝し悪霊を追い払う意味があります。ハロウィンといえばカボチャのランタンですが「ジャック・オー・ランタン」という名前があります。ジャックはアイルランドの物語に登場する男の名前で物語の中ではカブでランタンを作りますが、アメリカにハロウィンが伝わるときにカブに馴染みがなく多く収穫されていたカボチャにかわったそうです。
まだまだ暑いですがそろそろ秋を感じたいですね。秋を彩る花の一つにコスモス(秋桜)があります。名前はギリシャ語で秩序や調和を意味する「KOSMOS」に由来します。花びらが整然と並び美しい形をしていることに由来します。
コスモスにはチョコレートコスモスという茶色の甘い香りのするコスモスがあります。香りのないものもあるそうですが探してみてはいかがでしょうか。
9月11日は公衆電話の日です。1900年9月11日に日本初の自動公衆電話が東京に設置されたことに由来します。当時は回線を手動で接続するため交換手がいて「自動電話」と呼ばれていました。1925年にダイヤル式になり、交換手が不要となり「公衆電話」と呼ばれるようになりました。携帯電話の普及に伴い、公衆電話の数が減り、利用者も減り、使い方がわからない人が増えているそうです。一度、使い方を確認しておいてもよいかもしれません。
風鈴の起源は約2000年前の中国と言われています。占風鐸(せんふうたく)という占いに使う風鐸という道具が元になったと言われています。
日本には奈良時代に仏教ともに伝わり、平安時代には魔除けとして使われました。江戸時代になるとガラス製の風鈴が出始め、明治時代に入るころにはガラスが安くなり庶民にも風鈴が広まりました。このころから風鈴は魔除けよりも清涼感を楽しむ夏の風物詩になっていきました。
スイカは元々緑一色で突然変異で黒い縞模様が入ったという説があります。鳥がスイカを食べて移動し消化されなかった種がふんと一緒に出てくることで種が分散します。遠方や高所から目立ち、鳥に見つかりやすい縞模様のスイカの種が広く運ばれて繁殖するようになったと考えられています。
アジサイは湿気を好む植物で強い日差しは苦手です。アジサイは種類にもよりますが、土壌によって色が変わります。酸性の土壌では青系、アルカリ性では赤系、中間では紫系になります。日本では弱酸性の青系が多いようです。ちなみに白いアジサイは品種が違うようです。
もうすぐ梅雨がやって来ます。
「猫が顔を洗うと雨」ということわざがあります。猫のひげは敏感で湿度の変化を感じることができます。湿気がひげにつくと猫にとっては不快な状態になり解消するためにひげの手入れをするそうです。
湿気で顔をについたホコリやノミが活発に動くようになることも顔をこする理由の一つです。
春の味覚のひとつに「たけのこ」があります。たけのこの皮は背が伸びるにつれては剝がれていき、すべての皮が落ちた時「竹」と呼ばれます。竹と呼ばれるまでに地表に出てから30日ほどです。
たけのこの穂先が茶色いものは新芽がまだ土の中にあり、緑色のものは日光に当たっているので茶色のものに比べてえぐみが多いそうです。
春になるとてんとう虫をみかけることがあります。てんとう虫を漢字で書くと天道虫になります。高いところに上りたがる習性があり、枝に乗せると先端まで登って飛び立ちます。その様子がまるで太陽(お天道様)を目指して飛んでいるように見えたことから太陽を意味する天道(てんとう)の名前がついたと言われています。
桜はむやみに切らない方が綺麗な姿になると言われています。梅は古い枝はすぐに枯れてしまうので枝を切って新しい枝を伸ばした方が良い花や実がつきます。桜を切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿ということわざの由来になっています。