11月13日は漆の日です。
平安時代の11月13日に文徳天皇の第一皇子・惟喬(これたか)親王が漆の製法を菩薩から伝授されたという伝説が残っているからだそうです。
漆には抗菌作用があるそうで漆塗りの重箱に入れた料理や漆塗りの容器に入れた花や水は傷みにくいという言い伝えもあるそうです。
漆塗りの容器は見た目だけでなく、実用性も兼ねたものだったのですね。
11月12日は洋服記念日です。
1872年(明治5年)11月12日に「礼服は洋服を採用す」という太政官布告が出されました。
この時期カーディガンを着る人もいると思いますが、イギリス陸軍のカーディガン伯爵が負傷した兵士でも簡単に着脱できるように考案されたそうです。
日本人が和服より洋服を好んで着るのは取り扱いやすさや便利さ等によるものでしょうか。
11月10日はエレベーターの日です。
1890年(明治23年)11月10日に東京浅草の凌雲閣(りょううんかく)の日本初の電動エレベーターが一般公開されました。雲を凌(しの)ぐほど高いという意味で命名されたレンガ造りの高さ52m、12階建ての展望塔でした。
11月9日は119番の日です。
11月9日の数字が119になることに由来します。(1月19日でも良さそうですが…)
119番と言えば救急車の担当ですが、サイレンの音には種類があるそうです。
①通常のピーポーは音階で表すと「シーソー」で通常の緊急時走行に使う。
②住宅地では、住宅地への配慮のため音階を「ラーファー」に下げている。
③さらに住宅地への配慮のためハーモニックサイレンと言って音を和音にして遠くに響きにくくしている。
④ウーーというサイレンの音は交差点進入時や車両を追い越すときに注意喚起のために使います。
いろいろと気を遣ってますが、音量だけは90㏈以上と決まっていて、ボリュームを下げることはできないそうです。
11月8日は刃物の日です。
「いい(11)は(8)」という語呂合わせなどが由来です。
物事の辻褄がが合わなかったり、ちぐはぐなことを「とんちんかん」と言います。これは鍛冶屋が刃物を打つ時に職人が複数で協力して打ちますが、その時にお互いの息が合っていると「とんてんかん」というリズムになります。息が合わないと「とんちんかん」というリズムになるそうです。
11月7日は鍋の日です。
11月7日は二十四節気の一つ立冬になることが多いからです。今年の立冬も11月7日です。
寒くなってきて鍋が美味しく食べられる季節がやってきました。
11月6日はアパート記念日です。
1910年(明治43年)11月6日に東京都上野(上野公園の隣)に日本初の木造アパートが完成したことに由来します。
このアパートは「上野倶楽部」といい、5階建70室のアパートでした。単純に計算すると一つのフロアに14個住まいがあることになりかなり大きなアパートだったのでしょうか?また、木造で5階建にも驚かされます。
11月5日はいいリンゴの日です。
「いい(11)リンゴ(5)」の語呂合わせに由来します。
リンゴは冷やすと甘くなるそうです。リンゴに含まれる加糖にはα型とβ型があり、β型はα型の3倍甘いそうです。α型の果糖は温度が下がるとβ型に変化する性質があります。
リンゴは冷やすとより甘くて美味しく食べれそうですね。
11月2日は書道の日です。
いい(11)もじ(02)という語呂合わせが由来です。
書道といえば半紙が必需品ですが、半紙の半とは何なんでしょうか?
昔は紙を「すいて」作っていましたが、そのすく道具つまり「す」の大きさが全紙、その半分が半紙でした。
やがて半紙用の「す」が作られるようになり、現在では33.4㎝×24.2㎝が半紙のサイズになっているそうです。
11月1日は犬の日です。
犬の鳴き声のワン(1)ワン(1)ワン(1)が由来です。
薩摩犬を知っていますか。鹿児島県産の中型犬で体毛は赤または黒地に茶色が混ざった黒毛胡麻といわれる毛色です。純血の薩摩犬は絶滅したのではと言われています。
上野公園の西郷隆盛像の隣にいるのが薩摩犬です。明治維新後に肥満体系になった西郷さんの健康のため、散歩や狩猟などを共にしたそうです。